見事にマックス・チャンにしてやられた話。

ドラゴン×マッハを京都みなみ会館で見ました。最高に良かった。誰がって、マックス・チャンが！！大声で叫ばせて！！！！！好き！！！！！

最初は『走れ、絶望に〜』を観にやってきたんだけど、スケジュールのところをひとつ見間違えてて、それは明日からの上映で。え？なにドラゴンって……や、でも店員さん待ってるし、まあいいや。って感じで大学生料金1500円で購入。でもフライヤー見た瞬間、うわ…好きじゃないやつだ。って思ってちょっとショック受けてましたしばらくは。んでちょっと待って、20:45を少しすぎてから上映開始。椅子がすごいフカフカでこれは寝そうだなあとか思ってた。

でも、始まったら始まったでちゃんとしっかり観れてなんかもうほんとびっくり、って感じ。全然退屈じゃなかったし、むしろアクションシーンにほんとに見惚れた。完っっっ全に見惚れてた。字幕の映画、多分見るの久しぶり？だったけど別に気にならなかったし、めっちゃ感情揺さぶられた。声出しOKやったら超うるさかったと思う。１人でワタワタしてた。

もうね、ほんとにマックス・チャンがかっこいいの。かっこよかったんですよ。フェティシズムを完全にくすぐってきてるなあれは。ほんとに美男子。やばい。スーツやばい。ベストはほんとにやばい。やばいしか言えない(語彙力の死亡)。しかも強すぎ。カッコよすぎ。回し蹴りされたい。されたすぎる。やばい。やばいしか言えない。とりあえずやばい。

いやまあ主役の２人？もかっこよかった。チャン(役名)は死なないで！？！？！って思ったし最後ハッピーエンドでほんとによかったです。サーも生きててよかったね。移植、できたんだね。3年生きたんだね。泣ける。途中泣いたし。ほんとに。

多分、伝たかったメッセージは

『希望を持て』

だったんだと思うな。チャンがサーに話した植木の話、あれは本当によかった。

「種はずーっと土の中で眠ってるだろ。それこそ俺とサーみたいに。ずっと眠ってる。これからどうなるかなんて分からない。でも、希望は捨てちゃいけない。いつかは花を咲かせるんだ。希望はずっと、持っているんだ。ほら、笑って、サー」

ニュアンスこんな感じ。盛ってるかもしんないけど。あー泣かせるなあチャン。サーもかわいいし健気だし、最後その植木を勝手に外に出て植えに行っちゃうんだけど、もう可愛いけなげ…死ななくてよかったよ（涙）

あとは、移植問題。話の中では違法に臓器移植が行われてた訳だけど、やっぱり人を無駄に殺すのはだめだよなあ、って感じなのかな。弟を殺そうとして、結局最後あの2人死んじゃうんだもんな……普通にしてれば生きていたかもしれないのに。２人とも。幸せに。…幸せに？

あたしは普通のなんともない人間で、すごい健康的で、でも、そういう人ほど『命を粗末にする』。それって、やっぱり生きたくても生きられなかった人に失礼で、無礼で。生きる理由をそれにはできないだろうけど、やっぱり生きられるなら生きなきゃいけない。そして、人を、自分を、殺しちゃいけない。

マックス・チャンがでるやつ、軽率に観たい。